今日のイディオムは “What’s done is done”

失敗やミスしたこと、後悔していつまでも引きずってしまう…。



そんな時に使えるのが、“What’s done is done”という英語のイディオムだよ。
「起きてしまったことはもう終わったことであり、受け入れて前に進むしかない」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“What’s done is done” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。



ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼



この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“What’s done is done”ってどんな意味?
“What’s done is done”は、直訳すると「終わったことは終わった」です。
ですがこのイディオムは、過去に起こったことは変えられず、それを受け入れて前に進むべきだということを表します。
この表現は過去の過ちや失敗をいつまでも悔やむのではなく、受け入れて次に進もうという気持ちを伝える時に使われます。
例文で使い方をマスター
“What’s done is done”が具体的にどのように使うか、例文で確認してみましょう。
- I missed the deadline, but what’s done is done.
(締め切りを逃してしまったけど、もう仕方がない。) - She apologized for the mistake, but what’s done is done.
(彼女はミスを謝ったけど、もう起こったことは変えられない。) - He spilled coffee on his shirt and said, “What’s done is done.”
(彼はシャツにコーヒーをこぼして「もう仕方ないよ」と言った。)



上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
シチュエーションで理解を深めよう
“What’s done is done”が日常生活でどんな場面で使えるか、シチュエーションを見てみましょう。
遅刻してしまった時
あなたが仕事に遅刻してしまい、上司に注意されたとします。慌てて遅刻のことを謝るときにこう言います。
“I’m sorry I’m late. What’s done is done.”
過去の遅刻は変えられないけど、これから頑張るという気持ちを込めています。
失敗を受け入れる時
友達が仕事でミスをして落ち込んでいる時に、励ます言葉として。
“Don’t worry too much. What’s done is done. Learn from it and move on.”
過去の失敗は変えられないから、そこから学んで前に進もう、という意味です。
“What’s done is done”を覚えるコツ
このイディオムを覚えるには、「本の閉じた章」のイメージを持つと良いでしょう。
過去の出来事は「閉じた章」のようなもので、もう戻って変えることはできないという感覚です。



ちょっとイメージが難しいですが、意味が頭に入りやすくなります。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- Let bygones be bygones(過去のことは水に流そう)
- It is what it is(仕方がない、そういうものだ)
- No use crying over spilled milk(こぼれたミルクを嘆いても仕方がない)
反対表現
- The ball is still in play(まだ状況は変えられる)
- Everything is still up in the air(まだ決まっていない、未確定だ)
- It’s not over until it’s over(まだ終わっていない)
関連するイディオム
- Time heals all wounds(時間が全ての傷を癒す)
- You can’t judge a book by its cover(見かけで判断してはいけない)
- Actions speak louder than words(行動は言葉よりも雄弁だ)
興味深いトリビア
“What’s done is done”は古くから使われている表現で、シェイクスピアの時代から、「過去を変えられない」という考えを表すために使われていました。
英語圏で非常にポピュラーで、日常会話からビジネスまで幅広く使われています。
実際に “What’s done is done” が使用された例
映画『マクベス』(Macbeth)
シェイクスピアのこの悲劇の中で、主人公が過去の行動を振り返り、変えられない事実を受け入れる場面で“What’s done is done”というセリフが登場します。
まとめ
今回は“What’s done is done”の意味と使い方を詳しく解説しました。
- 意味:過去のことは変えられない、受け入れて前に進むべき
- 使い方:失敗やミスを受け入れる時、過去の出来事を悔やむのではなく前向きに進む気持ちを表す



過去は変えられませんが、未来は自分次第。
“What’s done is done”を使って、前向きに英語で表現してみましょう!
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