今日のイディオムは “Put Your Foot Down”

“Put Your Foot Down” ・・・って、足で踏みつけるの?



いいえ、これは誰かに「バシッ!」と言いたいときの表現なんだよ。
「強い態度で主張する」「きっぱりと反対・拒否すること」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“Put Your Foot Down” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。



交渉や家庭内のルール設定など、はっきりと態度を示したいときに使える便利なイディオムです!
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼



この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“Put Your Foot Down”ってどんな意味?
“Put Your Foot Down”を直訳すると「足をドンと踏みつける 」ですが…
本当の意味は、「強い態度をとる」「断固とした決断を下す」ということです。



単なるジェスチャーではなく、「絶対に譲らない」意思表示として使われます。
例文で使い方をマスター
“Put Your Foot Down” が実際にどのように使われるのか、具体的な例文で確認してみましょう。
- I decided to put my foot down about getting a raise.
(昇給については、きっぱりと主張することにした。) - The manager put her foot down and ended the debate.
(マネージャーはきっぱりと話を打ち切った。) - He put his foot down and demanded overtime.
(彼は残業を求めて断固たる姿勢を見せた。) - I’m putting my foot down about curfews.
(門限については、もう譲らない。) - She put her foot down on not buying the expensive sofa.
(彼女は高額なソファは買わないと強く言った。) - He put his foot down and chose the restaurant.
(彼は自分の意見を通してレストランを決めた。)



上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
思わぬ誤解
ある友人が議論中に “You need to put your foot down.” と言われ、本当に床をドン!と踏み鳴らしたことがあったそう。
みんなで大笑いしながら、イディオムの意味を説明してくれたんだとか。



イディオムは文字通り受け取ると面白い誤解が生まれることもありますよね!
歴史的な背景
1800年代のイギリスが起源
この表現は、19世紀に登場したとされています。
「強い意思=足を踏みしめる」という感覚が、英語圏では昔からあったようです。
いずれにしても、「足をしっかり地に着ける」というのは主導権や決断の象徴として使われてきたのです。
実際に “Put Your Foot Down” が使用された例
ディズニー映画「インサイド・ヘッド」(Inside Out) – 2015年
映画の中で、“That’s it go to your room now foot is down the foot is down” というセリフがあります。(2:54頃~)
このセリフは、親や権威のある人物が怒っていて、相手(多くの場合子ども)に対して「もう我慢の限界だ!」と厳しく命令している場面でよく使われます。
この場面では、「もういい!部屋に行きなさい!決まりだ!もう譲らない!」と言っています。
まとめ
今回は、英語イディオム“Put Your Foot Down” について解説しました。
「はっきりと立場を示したいとき」に使うこの表現をマスターして、自然な英会話に役立ててください。



ただし、使いすぎるとキツく聞こえるので「ここぞ」という場面で使いましょう!
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