今日のイディオムは “over the hill”

“over the hill”ってさ、♪丘~を超~え、行こ~ぉよ~♪ってこと?

そんな楽しい意味だったら良かったんだけど、実は人生に見立てた奥深い意味があるんだよ。
「年をとっている、人生のピークを過ぎている」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“over the hill” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。

ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
このイディオムは音声でも解説しています。耳学でイディオムを覚えちゃおう!
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼

この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“Over the Hill”ってどんな意味?
“over the hill”は、直訳すると「丘を越えた」という意味ですが、実際には「年をとっている」「人生のピークを過ぎている」という意味で使われます。

この表現は、人生や年齢を丘登りに例えています。
丘を登りきったら「ピークに達した」状態、つまり「もう若くない」「衰え始めた」と捉えられるわけです。

ですが、必ずしもネガティブなニュアンスだけではないんですよ!
例文で使い方をマスター
“over the hill”を使った例文をいくつか見てみましょう。日常会話での使い方のイメージがつかめます。
- My dad turned sixty last week and said he’s officially over the hill.
(先週、父が60歳になり、自分は正式に「峠を越えた(もう若くない)」と言いました。) - I don’t think I’ll ever feel like I’m over the hill. I plan on staying active and healthy my whole life.
(自分が「もう峠を越えた」と感じることはないと思います。一生、元気で健康的に過ごすつもりです。) - Some people think that once you’re over the hill, you can’t learn anything new. I completely disagree.
(「一度峠を越えたら新しいことは学べない」と考える人もいますが、私は全くそうは思いません。) - I’m not worried about turning forty. I still have a long way to go before I’m over the hill.
(40歳になることは心配していません。峠を越えるまでにはまだまだ時間があります。) - My grandma is ninety years old and still going strong. She’s definitely not over the hill yet.
(祖母は90歳ですが、今でも元気いっぱいです。彼女は決して「峠を越えた」なんてことはありません。)

上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
シチュエーションで理解を深めよう
実際にどんな場面で“over the hill”が使われるのか、具体的なシチュエーションを紹介します。
誕生日の会話
友達や家族が50歳や60歳の誕生日を迎えた時、「You’re over the hill now!」と言って冗談を言うことがあります。
これは「もう若くないね」という意味ですが、軽いジョークとして使われます。
スポーツの話題
スポーツ選手がピークを過ぎてパフォーマンスが落ちた時、「He’s over the hill」と評されることがあります。
これは「衰えてきた」という意味合いです。
人生の節目の励まし
逆に、年齢を重ねて「もうだめだ」と感じている人に対して、「You’re not over the hill yet!」と励ますこともあります。

まだまだこれからだよ!という前向きなメッセージですね。
“Over the Hill”を覚えるコツ
“over the hill”の意味を覚えるには、丘を登るイメージを持つとわかりやすいです。
人生を丘にたとえると、頂上を過ぎて下り坂に差し掛かる状態が“over the hill”なのです。
このイメージを思い浮かべるだけで、「もう若くない」「ピークを過ぎた」という意味が自然に理解できます。

年齢や人生の「上り坂・頂上・下り坂」を連想しやすいので、覚えやすい表現です。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- past your prime:全盛期を過ぎている
- long in the tooth:年をとっている(主に動物に使われることもありますが、人にも使います)
- in your twilight years:人生の黄昏時、晩年
- senior citizen:高齢者
- golden years:老後の幸せな時期
反対表現
- in your prime:人生や能力の全盛期、絶頂期
関連表現
- kick the bucket:死ぬ(少しカジュアルでユーモラスな言い方)
- bite the dust:倒れる、敗北する、死ぬ
- break a leg:幸運を祈る(演劇の世界由来の表現)
- piece of cake:とても簡単なこと
- hit the nail on the head:的を射る、核心をつく
興味深いトリビア
“over the hill”は20世紀に生まれたイディオムで、もともとは兵士が戦闘に適さなくなった状態を表す言葉として使われていました。
また、スポーツの世界でも、選手がピークを過ぎたことを表す際に使われることが多いです。

「旅やタスクの折り返し地点」を意味する場合もあり、人生の途中地点を象徴する表現でもあります。
文化によっては、50歳を迎えた時点で“over the hill”と考えることもありますが、多くの場合は冗談や軽いジョークとして使われます。
実際に “Over the Hill” が使用された例
映画『The Bucket List』(2007年)
主人公たちが余命宣告を受けて「人生の丘を越えた」状態を描いています。タイトルの「Bucket List」は「kick the bucket(死ぬ)」に由来し、人生の終わりを意識した内容です。
テレビドラマやコメディでの使用
多くの英語圏のテレビドラマやコメディでも、“over the hill”はよく使われるフレーズです。登場人物が年齢や体力の衰えを自虐的に表現する際に登場します。
まとめ
今回は英語イディオム“over the hill”について詳しく解説しました。
「年をとっている」「人生のピークを過ぎている」という意味ですが、使い方によってはジョークや励ましの意味も含まれます。
年齢に対するネガティブなイメージだけでなく、人生の新しい章の始まりとして前向きに使うこともできます。

ぜひ今回の例文や関連表現を参考にして、英語の会話や読解に役立ててくださいね!
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