今日のイディオムは “icing on the cake”

ケーキの上の飾りなんだから、きっといい意味で使われると思う!

その通り。後で、キレイでかわいくて美味しいケーキを食べよう!
「良いことをさらに良くする”おまけ”や”プラスα”」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“icing on the cake” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。

ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼

この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“icing on the cake”ってどんな意味?
“icing on the cake”は直訳すると「ケーキの上のアイシング(砂糖でできたデコレーション)」ですが、イディオムとしては「すでに良いことにさらに良いことが加わる」という意味です。
ケーキ自体が美味しいのに、その上に乗っている甘くて見た目も素敵なアイシングがあることで、より一層ケーキが魅力的になる様子から来ています。

何か良いことがあった後に、その上に「もう一つ良いことがプラスされる」状況を表します。
例えば、仕事で昇進するのは素晴らしいですが、昇給も一緒にあると、それがまさに“icing on the cake”というわけです。
例文で使い方をマスター
“icing on the cake”の使い方を具体的な例文で見てみましょう。
- Eating at this restaurant was great, and getting a free dessert was the icing on the cake.
(このレストランで食事をしたのは良かったし、無料のデザートがついてきたのはまさに icing on the cake だった。) - Winning the championship was amazing, but meeting my favorite athlete was truly the icing on the cake.
(チャンピオンシップで優勝したのは素晴らしかったが、好きなアスリートに会えたのは本当に icing on the cake だった。) - I was happy to get a job offer, and receiving a signing bonus was the icing on the cake.
(就職内定が決まって嬉しかったし、入社祝い金をもらえたのは icing on the cake だった。) - Getting accepted into the university was a big achievement, but receiving a full scholarship was the icing on the cake.
(大学に合格したのは大きな成果だったが、全額奨学金をもらえたのは icing on the cake だった。) - I had a fun day at the beach, and finding a rare seashell was the icing on the cake.
(ビーチで楽しい一日を過ごしたが、珍しい貝殻を見つけたのは icing on the cake だった。)

上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
“icing on the cake”を覚えるコツ
“icing on the cake”の意味を覚えるコツは、「ケーキはすでに美味しいけれど、その上に乗ったアイシングがさらに美味しさや見た目を引き立てる」というイメージを持つことです。

良いことが起きている状態をケーキに例え、その上に何か良いものが追加される様子を想像しましょう。
これが“icing on the cake”の本質です。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- bonus(ボーナス、追加の良いもの)
- extra(余分なもの、追加の嬉しいもの)
- perk(特典、福利厚生などの追加利益)
- cherry on top(上に乗ったチェリー、同じく「より良くするもの」)
- added bonus(追加のボーナス)
反対表現
- salt in the wound(傷口に塩を塗る、悪いことがさらに悪くなる)
- kick in the teeth(ひどい仕打ち、悪いことが重なる)
関連する英語イディオム
- piece of cake:簡単なこと
- take the cake:最も驚くべき、または印象的なこと
- have your cake and eat it too:二つの良いことを両方手に入れたい、欲張りな状態
興味深いトリビア
- “icing on the cake”の起源ははっきりしないが、1800年代から使われている
- 国や地域によっては「cherry on top」という類似の表現もよく使われる
- ビジネスの世界では、追加の利益や特典を表すときに頻繁に使われる
- エンターテインメント業界でも、素晴らしいパフォーマンスや制作の「プラスα」を示す表現として使われる
実際に “icing on the cake” が使用された例
映画『フォレスト・ガンプ』(1994)
主人公が成功を収める中、予想外の良い出来事が加わり“icing on the cake”という表現が使われるシーンがあります。
まとめ
今回は“icing on the cake”の意味と使い方を詳しく解説しました。
このイディオムは「すでに良いことにさらに良いことが加わる」ことを表し、日常会話からビジネスやエンタメまで幅広く使えます。

ぜひ今回の例文を参考に、実際の会話で使ってみてくださいね。
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