今日のイディオムは “get the ax”

“get the ax”って、斧を手に入れてどうするの?

それはね・・・実は恐ろしいことに使うんだ。できれば口にしたくない意味があるんだよ。
「仕事をクビになる、解雇される」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“get the ax” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。

ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
このイディオムは音声でも解説しています。耳学でイディオムを覚えちゃおう!
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼

この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“get the ax”ってどんな意味?
“get the ax”は直訳すると「斧をもらう」ですが、英語のイディオムとしては「仕事をクビになる」「解雇される」という意味で使われます。

つまり、職場での解雇通知を受けることを指す表現なんです。
この表現の起源は20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。当時、木こりたちは切り倒す木に斧で印をつけていました。
労働者が解雇されると、その印が取り除かれ、「斧をもらう=仕事を失う」というイメージが生まれたのです。
このように「斧で切られるイメージ」から、「仕事から切り離される=解雇される」という意味になりました。
例文で使い方をマスター
“get the ax”は日常会話やビジネスの場面でよく使われます。いくつか例文を見てみましょう。
- After missing three deadlines, John knew he was going to get the ax.
(ジョンは3回の締め切りを逃して、解雇されるとわかっていた。) - The company had to get the ax to reduce costs during the pandemic.
(パンデミック中にコスト削減のため、会社は解雇を行わなければならなかった。) - If you don’t improve your performance, you might get the ax.
(パフォーマンスを改善しなければ、解雇されるかもしれませんよ。)

上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
“get the ax”を覚えるコツ
このイディオムを覚えるためには、強烈なイメージを使うのが効果的です。
「誰かが斧で切られて仕事を失う」というイメージを思い浮かべてみましょう。

実際に斧で切られるわけではありませんが、このイメージが記憶に残りやすく、意味を忘れにくくしてくれます。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- Get the boot:解雇される
- Get the sack:同じく解雇される
- Get the pink slip:解雇通知を受ける
- Get the chop(イギリス英語):解雇される
反対表現
- Get a promotion:昇進する
- Get a raise:昇給する
関連するイディオム
- Give someone the ax:誰かを解雇する
- Give someone the boot:誰かを解雇する
- Give someone the pink slip:解雇通知を出す
興味深いトリビア
“get the ax”の由来は、20世紀初頭の木こりの仕事に関係していますが、野球の世界でもこの表現が使われることがあります。
ピッチャーが交代させられるときに“get the ax”と言うことがあるのです。

「試合から外される」という意味で使われるのも興味深いですね。
実際に “get the ax” が使用された例
映画『オフィス・スペース』(Office Space, 1999)
主人公が会社のリストラ計画で“get the ax”されるシーンがあります。職場の解雇をテーマにしたコメディ映画なので、このイディオムが効果的に使われています。
ニュースや日常会話
パンデミックによる企業のリストラ報道などで“get the ax”という表現がよく使われています。
The company had to get the ax to survive financially.
(会社は経済的に生き残るために解雇を行わなければならなかった。)
まとめ
今回は“get the ax”について詳しく解説しました。
- “get the ax”は「仕事をクビになる」「解雇される」という意味の表現
- 由来は20世紀初頭の木こりの仕事に関係し、切られるイメージから来ている
- 野球や映画、音楽でも使われる身近なイディオム
この表現を覚えておくと、仕事や日常会話で「解雇される」というニュアンスを自然に理解し、使いこなせるようになりますよ。
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