今日のイディオムは “cry over spilt milk”

ああ、やっちゃった!牛乳こぼしちゃった。。。

起こってしまったことはしょうがないよ。きれいにして、もう一度注いだらいいだけさ。
「変えられないことをくよくよ悩んだり、嘆いたりすることは無意味である」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“cry over spilt milk” についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。

ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
このイディオムは音声でも解説しています。耳学でイディオムを覚えちゃおう!
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼

この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“cry over spilt milk”ってどんな意味?
“cry over spilt milk”は文字通り訳すと「こぼれた牛乳のことで泣く」という意味ですが、実際には「過去に起こった取り返しのつかないことについてくよくよ悩んでも意味がない」というニュアンスのイディオムです。
レストランで飲み物をこぼしてしまった時に友達が「Don’t cry over spilt milk」と言ったら、「もう起こってしまったことだから気にしないで」という励ましの言葉になります。

「過去の失敗や間違いをいつまでも悔やむな」という教訓的な意味合いも持っており、前向きに生きるためのアドバイスとして使われます。
例文で使い方をマスター
“cry over spilt milk”の使い方を具体的な例文で見てみましょう。
- I know you failed the test, but there’s no use crying over spilt milk.
(テストに落ちたのはわかるけど、過ぎたことをいつまでも悩んでも仕方ないよ。) - I lost my phone, but I’m not going to cry over spilt milk.
(携帯電話をなくしたけど、もう悩まないことにしたよ。) - You missed the train, but don’t cry over spilt milk.
(電車に乗り遅れたけど、くよくよしないで。) - I spilled coffee on my shirt, but I’m not going to cry over spilt milk.
(シャツにコーヒーをこぼしたけど、もう気にしないよ。) - You lost your job, but there’s no use crying over spilt milk.
(仕事を失ったけど、過去は変えられないから前を向こう。)

上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
“cry over spilt milk”を覚えるコツ
このイディオムを覚えるポイントは、「こぼれてしまった牛乳は元には戻せない」というイメージを持つことです。

どんなに泣いても牛乳は戻らないので、悩んでも意味がない、ということを連想すると覚えやすいでしょう。
また、英語の発音は「spilt」ですが、アメリカ英語では「spilled」とも言います。意味は同じなので覚えておくと便利です。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- Don’t make a mountain out of a molehill.
(小さなことを大げさに言わないで。) - Don’t sweat the small stuff.
(細かいことは気にしないで。) - Let bygones be bygones.
(過去のことは水に流そう。) - Water under the bridge.
(過去のことはもう問題にならない。) - It’s not the end of the world.
(そんなに大変なことじゃないよ。)
反対表現
- Make a big deal out of something.
(大げさに騒ぐ。) - Worry about everything.
(何でも心配する。) - Dwell on the past.
(過去をいつまでも悔やむ。) - Hold a grudge.
(恨みを持ち続ける。) - Catastrophize everything.
(何でも大惨事のように考える。)
関連するイディオム
- Don’t cry over spilled water.
- No use crying over spilled oil.
- Don’t cry over a broken vase.
- Don’t cry over a lost button.
- Don’t cry over a missed opportunity.
興味深いトリビア
- 起源は1600年代にさかのぼる
- イギリス英語でよく使われる
- スペイン語やフランス語など他の言語にも類似表現がある
- 主に間違いや事故の文脈で使われる
- 人を励ますために使われることが多い
- 文学作品や映画、テレビでも登場する
- 人生のメタファーとして使われることもある
- ビジネスや自己啓発の場面でもよく使われる
- モチベーショナルスピーチで頻出
- 自己啓発書や記事にも多く登場
実際に “cry over spilt milk” が使用された例
映画『The Pursuit of Happyness』(2006年)
ウィル・スミス主演のこの映画では、主人公が困難に直面しながらも“cry over spilt milk”するな、つまり過去の失敗にくよくよせず前に進む姿勢が描かれています。
テレビドラマ『Friends』シーズン5エピソード
人気ドラマ『フレンズ』の中で、キャラクターが“cry over spilt milk”を使い、起こってしまったことにくよくよしないよう励ますシーンがあります。
まとめ
“cry over spilt milk”は、「すでに起こってしまったことを悩んでも意味がない」という意味のイディオムです。
日常生活の失敗や事故、ビジネスや学習の失敗など、幅広いシーンで使えます。

悔やむよりも前向きに進むことを促す、励ましの言葉として覚えておきましょう。
また、このイディオムを通じて、過去のことにとらわれず、未来に向かって行動する大切さを学べます。
クイズで理解度をチェック✅
学んだ表現を実践で活用しよう!
せっかく学んだ英語イディオム、定着させたいですよね!それにはオンライン英会話がおすすめです。

アウトプット練習こそが上達の鍵!
多くのオンライン英会話スクールが期間限定キャンペーンを開催しています。
コストを抑えて始めたい方は、お得なオンライン英会話キャンペーン情報を覗いてみてください。

どこのスクールを選べばいいか迷うときは、オンライン英会話15社の辛口比較レビューを読んでじっくり検討してみてください。
各社の特徴や料金体系を徹底分析しているので、あなたに最適なサービスが見つかるはずです。

