今日のイディオムは “call it a day”

あ~、英語の勉強がんばった!もう今日は終わりにしようかな。



お疲れ様。そんな時にぴったりの英語イディオムが“call it a day”だよ!
「その日の仕事や活動を終える、やめる」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“call it a day”についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。



ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼



この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“call it a day”ってどんな意味?
まず誤解しがちなポイントからお伝えします。
“call it a day”は「誰かに電話をかける」や「日を呼ぶ」という意味ではありません。
このイディオムの本当の意味は、「その日の仕事や作業、活動を終える」「やめる」ということです。



もうその日はこれ以上続けない、終わりにするというニュアンスです。
例えば、長時間の仕事や勉強、スポーツの練習などで疲れた時に、「今日はもうやめて帰ろう」という時に使います。
例文で使い方をマスター
実際に“call it a day”を使った例文を見てみましょう。
- I’m getting tired. Let’s call it a day and continue tomorrow.
(疲れてきたね。今日はここで終わりにして、明日続けよう。) - We’ve been hiking for hours. Let’s call it a day and head back.
(何時間もハイキングしたね。今日はここで終わりにして帰ろう。) - I can’t seem to solve this problem. I think I’ll call it a day and try again tomorrow.
(この問題がどうしても解けない。今日は終わりにして、明日また挑戦しよう。) - We’ve been rehearsing for hours. Let’s call it a day and rest.
(何時間もリハーサルしたね。今日はここで終わりにして休もう。) - I’m exhausted. Let’s call it a day and go home.
(もうくたくただよ。今日はここで終わりにして帰ろう。)



上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
シチュエーションで理解を深めよう
“call it a day”はさまざまな場面で使えます。
仕事の終わりに
長時間の仕事で疲れた時、「今日はもうここまでにしよう」という意味で使います。
オフィスでのプロジェクト作業を終える時、John decided to call it a day and head home after working for hours.(ジョンは何時間も働いた後、今日はここで終わりにして家に帰ることにした。)という感じです。
スポーツの練習や試合の終わりに
スポーツの試合や練習が終わった時にも使われます。
「試合が終わった」「練習を終わりにしよう」という意味で、チームメイト同士でよく使われます。
イベントや活動の終了
音楽のレコーディングや映画の撮影、レストランのシフト終了、建設現場の作業終了など、さまざまな業界で「その日の仕事を終える」という意味で使われます。
“call it a day”を覚えるコツ
このイディオムを覚えるためのイメージは、「1日の仕事や活動を電話で終わりに告げるように、今日の分はもう終わりにしましょう」と想像するとよいでしょう。
また、「call it quits(やめる)」という表現とセットで覚えると、より理解が深まります。



“call it a day”は「今日はここで終わり」というニュアンスなので、疲れた時や区切りをつけたい時に使ってみてください。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- wrap it up:終わりにする、まとめる
- finish for the day:その日の仕事を終える
- end the workday:勤務終了する
反対表現
- work overtime:残業する
- pull an all-nighter:徹夜する
- burn the midnight oil:夜遅くまで働く、勉強する
関連表現
- call it quits:やめる、終わりにする(一般的な表現)
興味深いトリビア
“call it a day”は18世紀後半から使われ始めた表現で、特に印刷業界で1日の仕事を終えることを示す言葉として使われていました。



その後、アメリカ・イギリスの両方で広く使われ、スポーツ、音楽、映画、ビジネス、レストラン、などさまざまな分野で活用されるように。
実際に “call it a day” が使用された例
映画『ジョーズ』(1975年)
映画の中で、クイントが「I think we’re gonna need a bigger boat. I’ll call it a day.」と言うシーンは有名です。これは「もう今日は終わりにしよう」という意味で、緊迫した状況の中で使われています。
音楽業界
レコーディングセッションの終わりに「Let’s call it a day」と言って、作業を切り上げることがよくあります。ミュージシャンやエンジニアの間で日常的に使われる表現です。
ビジネスの場面
会議や交渉の終わりに「Let’s call it a day」と言って、その日の作業や話し合いを終了することがあります。
まとめ
今回は英語の便利なイディオム “call it a day” について詳しく解説しました。
- 意味:その日の仕事や活動を終えること
- 18世紀の印刷業界に由来し、現在はさまざまな分野で使われている
- 疲れた時や区切りをつけたい時に使うのにぴったり
- 映画や音楽、ビジネスシーンでもよく登場する表現



ぜひ日常会話に取り入れてみてくださいね。
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