今日のイディオムは “I’m in a pickle”

“I’m in a pickle”って、ピクルスの中に入っちゃった?



面白い表現だよね。でもイディオムだからね、全然違う意味なんだよ。
「私は困った状況にいる」
どうして、こんな意味になるのでしょう?
この記事では、“I’m in a pickle”についての誤解を解き、意味・由来・使い方を徹底的に解説します。



ぜひマスターして、自然な英会話に役立ててくださいね。
動画で学びたい方はこちらをどうぞ▼



この動画は全て英語です!でも内容はこの記事と連動していますので、ぜひ両方を学習に活用してくださいね。
“I’m in a pickle”ってどんな意味?
まず、イディオム“I’m in a pickle”の字面通りの意味は「私はピクルスの中にいる」となりますが、英語のイディオムとして、「困った状況にいる」「厄介な問題に直面している」という意味で使われます。
例えば、新しい街で地図もなく迷子になってしまった時、“I’m in a pickle”と言えば、「困ったことになっている」というニュアンスを伝えられます。



このイディオムは英語圏で広く使われ、特にイギリス英語でよく耳にします。
日常会話でもビジネスシーンでも使える便利な表現です。
例文で使い方をマスター
“I’m in a pickle”はどんな風に使うのか、具体的な例文で確認しましょう。
- “I’m in a pickle because I forgot my keys.”
(鍵を忘れてしまって困っている。) - “She was in a pickle when her car broke down on the highway.”
(彼女は高速道路で車が故障して困っていた。) - “John was in a pickle after he realized he left his resume at home before the interview.”
(ジョンは面接の前に履歴書を家に忘れたことに気づいて困っていた。) - “We’re in a pickle because the meeting got rescheduled without notice.”
(ミーティングが急に予定変更されて困っている。)



上記の例文をネイティブ発音で聴いてみましょう。アメリカ発音とイギリス発音の違いを比べてみてください。
※PC以外のデバイスでは音声がきれいに再生されない場合があります。
シチュエーションで理解を深めよう
では、どんな場面で“I’m in a pickle”を使うと効果的か、いくつかシチュエーションを紹介します。
1. 仕事の面接で履歴書を忘れたとき
ジョンは交通渋滞で遅刻し、さらに履歴書を忘れてしまいました。面接官に事情を説明しなければならず、本当に“I’m in a pickle”な状況になりました。
2. 海外旅行でパスポートを失くしたとき
友人が海外旅行中にパスポートをなくしてしまい、大使館や現地の警察に連絡して再発行の手続きをしなければなりませんでした。これも典型的な“I’m in a pickle”の状況です。
3. 家の鍵を忘れて外に閉め出されたとき
鍵を忘れて家の外に閉め出されたら、誰でも“I’m in a pickle”と言いたくなるでしょう。



すぐにどうするか考えなくちゃ!
このように、“I’m in a pickle”は、トラブルや困難な状況に直面し、解決策を見つけなければいけない時に使います。
“I’m in a pickle”を覚えるコツ
“I’m in a pickle”の意味を覚えるのに役立つイメージは、「ピクルスは好き嫌いが分かれる食べ物で、嫌いな人は食べたくない」という点です。
つまり、「ピクルスの中にいる」というのは、「避けたい不快な状況にいる」ということ。



このイメージを持つと、単に「ピクルス」=「困ったこと」と連想しやすくなります。
英語学習者にとって、視覚的に覚えやすい方法ですね。
類似・反対・関連する表現
類似表現
- in a jam:困った状況にいる
- between a rock and a hard place:難しい選択に迫られている
- up a creek without a paddle:助けがなく困っている
- in a tight spot:困難な立場にある
反対の表現
- in luck:運が良い、幸運である
- smooth sailing:順調に進んでいる
これらの表現を覚えておくと、「困ったとき」「うまくいっているとき」両方の気持ちを英語で表現できます。
興味深いトリビア
“I’m in a pickle”は15世紀頃から使われている古いイディオムです。
由来はオランダ語の「pikkel」(酢漬け)に関連しており、元々は「酢につけたもの=困難な状況」を指す言葉でした。
また、ドイツ語やフランス語など他のヨーロッパ言語にも似た表現が存在します。



英語圏だけでなく、他の言語圏でも困った状況を「ピクルス」に例える文化があるのは面白いですね。
このイディオムはコメディや文学作品にもよく登場し、ユーモラスに困難を表現するのに使われます。
フォーマル・インフォーマル問わず使える便利なフレーズです。
実際に “I’m in a pickle” が使用された例
映画『シュレック』
主人公シュレックがトラブルに巻き込まれたときに“I’m in a pickle”という表現が使われているシーンがあります。ユーモアを交えて困難を表すのにぴったりですね。
まとめ
今回は“I’m in a pickle”の意味と使い方について詳しく解説しました。
このイディオムは「困った状況にいる」という意味で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えます。



覚え方のポイントは、「ピクルス=避けたい不快な状況」というイメージを持つこと。
似た表現や反対の表現も知っておくと、さらに表現力が豊かになります。
ぜひこの記事を参考にして、英語の会話や文章で“I’m in a pickle”を使いこなしてみてくださいね!
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